えんかんと。

ミラベルの感想書いた。円盤出たし、劇場では吹替しか見てなかったけどようやくD+で英語版観たので。

監督が「家族のしんどさを描いた映画」って言ってたけど、まじでしんどかった。
よりによって自己肯定感低い時に見たからしんどみMAX Heart。

「魔法」や「奇跡」の物語なんかじゃなくて、結局話し合いが一番大事って話だと思う。
劇中、アラバスタのビビみたいに「話を！！！聞いて下さい！！！！！」って叫びそうになったwww

ミラベルまじしんどい。何のギフトもなく、腫れ物を触るような扱いされるミラベルが本当しんどい。陽気な音楽に誤魔化されようもないしんどさ。
ブルーノのことも誤解したまま除け者にするし。

つうかマドリガル家って、ギフトを貰ったらそれ以上のものを返して奉仕しなきゃいけないし、役割というか人生が決まるからしんどそう。
ルイーサのしんどさはメンタル弱いアスリートみたいね。「次の大会で結果が出せなかったらどうしよう」みたいな。
イサベラもなんでも背負い込みがちな長女みたいなしんどさあるし、ペパファミリーは空気読みすぎてしんどいし。
三つ子でブルーノだけ自分の家族がいない…未来予知の能力ってしんどそうね。

つうか婆ちゃんがしんどさの元凶みたいなとこあるよな。ギフト持たないミラベルを、ブルーノのビジョンの件もあったとは言え厄介者扱いするし。魔力が弱まってるからみんなもっと働いてじゃなくて、カシータの異変に気づいたミラベルと話をするべきじゃないの。カシータ崩壊を止める鍵を、言われるまでもなく探したミラベルを一方的に責めて結局カシータ崩壊を招くし。そこまでいかないと何も気付かなかったし。
故郷をまた失いたくなかったからって、家族につらくあたっていいことにはならねぇよなァ？

カシータの異変に気づいたミラベルが空回りするのって、それを知ってるはずの大人がちゃんと話をしないからだよな？？？